①カラット…カラットとお伝えすると、「大きさ」と思われるかもしれませんが、実は「重さ」のことをカラットといいます。１カラット0.20ｇと規定されていて、平均的に選ばれる重さは0.2～0.5とされていますが、0.2～0.3カラットをボリュームゾーンといい選ばれることが多く、枠のデザインも多いカラット数となります。
②カラー…お色味のことです。ダイヤモンドのDから始まり、Zまでの23段階で評価されます。Zに近づくごとにダイヤモンドが黄色味を帯びます。黄色いダイヤモンドが悪いわけではないですが、男性様の純粋な気持ちを贈るという事で結婚指輪にはHカラー以上をおすすめしております。
③クラリティ…ダイヤモンドに含まれる「内包物」のことです。ダイヤモンドは、地球奥深くで高温高圧で結晶化されます。元々ダイヤモンドは炭素で出来ているものですので、結晶化される際に黒い点々が出現することがあります。その位置や量によって評価されるものです。
④カット…ダイヤモンド自体の評価ではなく唯一人が手を施した部分に対しての評価です。カットの中でも「プロポーション」「シンメトリー」「ポリッシュ」と3つ評価点があります。
　・プロポーション→形のことです。ダイヤモンドは石自体が輝いているのではなく、石に入った光が全て綺麗に押し上げられることによって輝きます。どの形が一番　　綺麗に輝くのか、ということを1919年に数学者の方が発見したのが58面体の「ラウンドブリリアンカット」というものになります。
　・シンメトリー→対称性です。ダイヤモンドを半分に割った時に左右対称になるかというものです。上記のプロポーションとシンメトリーが一定のバランスをとれていると、ハート＆キューピットという上から見ると八つの矢、下から見ると八つのハートが見ることができます。

　・ポリッシュ→研磨痕のことです。ダイヤモンドは世界一硬いのでダイヤモンド同士で削って形を整えます。その時に出た研磨痕がどれだけあるかないかの評価にな　ります。
　この三つを5段階で評価し、全てトップのexcellentをとることができれば３EX（トリプルエクセレント）となります。
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