婚約指輪とファッションリングは何が違うの?5つのポイントをご紹介
婚約指輪(プロポーズリング)を用意しようと考え始めたら、「どこへ行けばいいのか?普段プレゼントするよく買うアクセサリー店ではだめなの?」「ブライダルジュエリーって何?」などの疑問が出てきませんか?初めて買う婚約指輪についてわからないのは当たり前。婚約指輪(プロポーズリング)とファッションリングの大きな違いを5つご紹介します。
Point1|意味・目的の違い
婚約指輪(プロポーズリング)とファッションリングのもっとも違う点はその指輪の持つ意味合いです。「婚約指輪(プロポーズリング)」は、これから二人で人生を歩んでゆこうという結婚の意思を伝えるために贈られるものです。そして婚約指輪を贈られた人が婚約期間中に婚約指輪を着用することで、周りに結婚することを表明することができます。誕生日や記念日にプレゼントされるファッションリングとは違い、一生の記念になるものでお互いにとってとても深い意味と決意が込められています。一方ファッションリングは主におしゃれの為に身に着けるもので、その人の個性や身に着ける物や場所によってコーディネートするファッションアイテムになります。
Point2|ダイヤモンドの違い
婚約指輪(プロポーズリング)は中央に大きなダイヤモンドがセッティングされています。まさのこの「ダイヤモンドを贈る」ことに婚約指輪の意味があります。結婚の際に指輪を贈るという習慣は古代ローマ時代からありましたが、ダイヤモンドを飾るようになったのは中世以降のことです。ダイヤモンドは類まれなる硬さゆえに「征服されざる」という意味を持つギリシャ語「アダマス(Adamas)」から名付けられました。希少性が高く、美しく、地球上で最も硬い鉱物の一つとして知られることから、そこに強く固い想いをこめて婚約指輪に飾るのにふさわしい宝石と考えられるようになりました。そのため婚約指輪(プロポーズリング)にセットされているダイヤモンドには、天然ダイヤモンドにのみ発行される鑑定書があります。ダイヤモンドのカラット(重さ)、カラー(色)、クラリティ(透明度)、カットなど品質についての情報が記され証明されています。ファッションリングについている小粒のダイヤモンドには鑑定書は付きません。なかには鑑別書付きのダイヤモンドがセットされたファッションリングもありますが、主に天然ダイヤモンドであることを記すのみで品質に関わる証明はありません。
Point3|素材の違い
婚約指輪(プロポーズリング)は、プラチナ(PT900またはPT950)やゴールド(K18)が主流です。ファッションリングはシルバーやシルバーにメッキをかけたものやゴールドでも純度の低いK9やK14等が主流です。プラチナは変色や変質が起こりにくい素材として知られています。「PT」と表記し、その後の数字は純度を表します。婚約指輪に使用されるプラチナは、純度95%(Pt950)や純度90%(Pt900)がほとんどです。プラチナは柔らかく粘るという特性をもった金属です。その為、他の金属を混ぜて強度を強くする必要がありPT900やPT950が主になります。ゴールドはK24=100%の純金です。K18であれば金の純度が75%、K9であれば金の純度は約37.5%となります。金の純度が高いほどより高価になります。婚約指輪で「K18」が選ばれるのは、日常生活で身につけても変色・変質が起こりにくいからです。またゴールドは混ぜる金属により色みが変わり、イエローゴールドやピンクゴールドなど様々な色みがあります。ファッションリングに使われるシルバーは、プラチナやゴールドに比べて安価で強度がありますが、ずっと身につけていると変色しやすいという特徴があります。その為、一生ものの婚約指輪に使うには不向きで、流行やファッションに合わせて付け替えるファッションリングに適した素材になります。
Point4|デザインの違い
婚約指輪(プロポーズリング)は真ん中の大きなダイヤモンドをしっかりとセットし、生涯長く愛用することを前提に強度を保ちながら流行に左右されることなく身に着けられるようデザインされています。また真ん中のダイヤモンドを生かすことを目的にしたデザインになっています。定番のダイヤモンドを一つだけ飾るソリティアリングは、その美しさが最も際立つデザインです。その他には、メレダイヤモンドが付いたリングやエタニティリングがありますが、全て真ん中のダイヤモンドを主役にしています。ファッションリングは、身に着ける指に合わせて幅やボリュームが異なった様々なデザインがあります。その時々のファッションに合わせて色々とコーディネートできるように、多種多彩なデザインがあります。中には流行を意識したデザインもありますので、長く着けると時代遅れに感じる物も出てくるかもしれません。
Point5|購入方法の違い
婚約指輪(プロポーズリング)とファッションリングでは、取り扱う店にも違いがあります。婚約指輪はブライダルリング専門店や国内外のハイブランド店、ブライダルリングのセレクトショップ店などで取り扱われています。婚約指輪とファッションリングの両方を取り扱う店もありますが、その場合は婚約指輪とファッションリングが別の売り場や階数で分かれていることが多いです。また、ファッションリングは店頭の商品をその場で購入できますが、婚約指輪はセミオーダー制の場合が多いです。リングのデザインを選んで相手の指のサイズに合ったものを一から作製し、選んだダイヤモンドをセッティングして完成します。ダイヤモンドの大きさや品質を自分で選ぶところに婚約指輪の特別感があります。婚約指輪を購入するためにお店に行く特は、できれば予約をしてから訪れることをお勧めします。もちろんファッションリングを買う時のように、フラッと来店してもよいのですが、婚約指輪は高価なためスタッフを介さないと手に取って見ることができないからです。スタッフの手が空いていない場合は、試着をするのが難しい場合が多いので予約していくことがお勧めです。
まとめ
婚約指輪(プロポーズリング)とファッションリングの違いをお分かりいただけましたでしょうか?
・意味や目的の違い
・ダイヤモンドの違い
・素材の違い
・デザインの違い
・購入方法の違い
他にも婚約指輪(プロポーズリング)は、長く身に着けるものなのでアフターメンテナンスがついている場合が多いです。店内でのリングの洗浄やお預かりしてサイズ直しや磨き直しなどのアフターケアがついてきます。ブランドのよって違いがありますのでスタッフに尋ねてくださいね。またgarden神戸三ノ宮では、ブランドの保証だけでなくご成約頂いたブランドに関係なくすべての婚約指輪(プロポーズリング)にgarden10年保証をお付けしております。
一生に一度のプロポーズに贈られる婚約指輪は特別な指輪です。普段使いのファッションリングとは違い「憧れ」があります。自分が思っている以上に贈られる側は、夢と深い思いが込められた特別な指輪だと思っています。婚約指輪を見るとプロポーズしてくれた瞬間の事やその時の気持ちを思い出して幸せな気分になります。それくらい特別で大切な指輪だということを理解して贈ってくださいね。
店舗名 | garden神戸三ノ宮 |
---|---|
所在地 |
〒650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町2丁目10-26 センター街ど真ん中!大丸神戸店より徒歩3分 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | 年中無休(年末年始を除く) |
TEL | 078-391-5077 |
Eメール | info@garden-kobe.com |
よくあるご質問
-
来店する前に予約は必要ですか?
ご予約なしでもご来店大歓迎です。ただ、ご予約いただいていた方が来店時にスムーズにご案内が可能になりますのでご予約をおすすめしております。
-
婚約指輪は婚約期間中だけつけるものですか?
婚約指輪は、相手に「結婚の意思を伝える」ために贈るものです。また婚約指輪を贈られた人が、今婚約期間中ということを周りに表明することためのものですが、最近は結婚した後もつける方が多いです。普段は結婚指輪を着けていますが、お友達の結婚式やお子様の入学式などで婚約指輪を重ね付けをしたり、普段のお出かけなどでも気軽に結婚指輪と一緒につけられる方が多いので婚約指輪をつける機会はたくさんあります。
-
ファッションリングを婚約指輪として贈ってはいけませんか?
ファッションリングを婚約指輪として贈っても問題ありませんが、やはり婚約指輪は普段身に着けるファッションリングとは意味合いや贈る方の思い入れが特別なものなので、相手に一度確認した方がよいと思います。一生に一度のプロポーズなので婚約指輪を贈ることをおすすめします。